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2014年6月19日木曜日

AK120II 音質レビュー

AK120IIをほぼ衝動買いしてから約2週間使ってみましたので、簡単にレビューなど。
使用するイヤフォンはIE 800ですが、先日この記事に書いたように、断線して修理に出した際にユニットが丸々新品になりましたので、現在バーンインの真っ最中です。まだ音がこなれていません(メーカー推奨100時間)。
今は非常に初々しい音で鳴っておりまして、これが徐々に変わっていく様子がまた楽しいのです。

そんな訳で、上記の件を考慮に入れて読んで頂ければ幸いです。

まず最初に感じたのは、最初に試聴した時にも書きましたが、低音の豊かさを感じました。ただ、前の記事にもあるように、個人的には情報量が多すぎて、FATに思えました。

その後、eイヤホンのレビューの印象が似ていたので、そう感じる人もいるんだな、と。そこでこの記事にあるようにProイコライザーをONにしてみたら、適度に引き締まって良い感じになりました。決して低音が痩せた訳ではなく、必要な筋肉を残して余分なものを削ぎ落とした、と言えば良いでしょうか。Proの設定の内容は非公開なのでわかりませんが、これが心地良いならそれで良しとします。

心なしか低音の量感はAK120よりも増えたように思えます。ただし膨らんだのではなく、芯が太くなった印象。あくまでもカッチリとした鳴りです。
EQ設定なしの状態だとわずかに低域の量感が多く感じる場面もあり(それはそれで楽しい)、その場合EQをPRO EQに設定するとエンジニアがおすすめするフラットでより癖のない音に変わります。

まぁ音のレビューなんて基準がある訳ではなく、人それぞれですので、その違いを楽しむ位の気持ちで読むのがよろしいかと。


次に感じたのは、下方向へのベクトルが力強くなったという点です。たとえばドラムをバシっと叩いた時、ピアノの左手をズンと沈めた時、その音が地面にむかって潜り込む時の力強さが増しています。ドラムの音はIE 800ユニットが新しいせいか、かなり乾いた音がするのですが、それもまた私の好みです。

AK100ではアンプを使ってましたが、単体でそれを上回る力強さがあるのはさすがです。

中~高音については、AK100と比較して全方位で改善されているとは感じますが、目の前の景色が変わるほどではない、というのがぶっちゃけた感想です。特に24bit/96kHzや24bit/192kHzなどのハイレゾでは、AK100と比較してそれほどドラスティックな変化は無いように思います。

むしろ、CDからリップした16bit/44.1kHzの音源での変化が大きいようです。先の低音に加え、アコギの一弦一弦の鳴りとそのハーモニー、音楽の後ろで鳴るベース、地を這うようなコントラバスなどが、クリアに聴こえると同時に音楽としてまとまっています。ただ、以前も書いたように、全体の情報量が多い結果、かそけく鳴るチェンバロなどは少し掻き消えてしまう感じもします。

次にヘッドフォンですが、手持ちのFidelio X1を使った限りでは、ややパワー不足を感じます。ボリュームを上げればそれなりに鳴っているのですが、いまいち到達点に達していないようなもどかしさがあります。視聴時にXD-01を光接続してみましたが、ドライブはするもののAK100+XD-01とほぼ同じ音なので、却下。
AK120IIは標準でラインアウトする機能があるので、ラインインに強いアンプを検討しているところです。とはいえ、普段イヤフォンで聴く分には全く不満はありません。あくまで大口径のヘッドフォンを鳴らす場合にもうちょっとトルクが欲しいな、という程度。

操作面では、全体のレスポンス、画面の見やすさは大きく改善され、非常に使いやすくなりました。AK100で見られたスクロール時のひっかかりは皆無です。操作も従来のAKと似たようなところが残されていて、大して迷わずに操作できます。タグの認識率も改善されているようです。AK100では他と同様の手段で書いたはずのタグが時々認識されませんでしたが、AK120IIではそれらもきちんと表示されます。S-JISで書かれたタグが文字化けするのは従来通りですが、いまさら直す気もしませんので放置。

が、いくつか不満点もあります。一番大きいのは、一度でもホーム画面に戻ってしまうと、プレイリストから上位フォルダに戻れないこと。その場合、ホーム画面の「フォルダー」、つまりルートから順繰りにたどっていかないとプレイ中のフォルダから移動することができません。

完全にタグから操作している場合は良いでしょうけど、フォルダ単位で聴く場合は結構ストレスです。

携帯性は非常に良いです。AK100+XD-01ではずんぐりむっくりしてしまい、シャツの胸ポケットに入れにくいこともありました。またXD-01のボリュームが軽いため、簡単に動いてしまい、いきなり大音量になってうわっちゃ~~てな事がよくありました。AK120II単体ではシャツの胸ポケット、スラックスやジーンズのポケットでもするっと入ります。ボリュームロックがあるので、意図せず音量が変化することもありません。ただし、ボリュームを操作する場合はポケットから出し、電源ボタンを1プッシュする必要があり一手間増えてしまいますが、これはしかたありません。

電池の持ちは、AK100よりやや短くなってますので、長時間乗り物に乗りっぱなしの時はモバイルバッテリー必須ですね。


以上、微妙に切れ味の悪いレビューになってしまいました。現在ハイレゾ対応DAPを持っていない方、あるいはAK100単体でお使いの方には、値段が許容できるなら十分買う価値はあると思います。AK240をお持ちの方は、興味はあっても購入することは少ないでしょう。AK120やAK100MKIIからのアップグレードパスとしては。。。。決して変化が無いとは言いませんが。。お手持ちのmSDに普段聞いているファイルを入れてお店に行き、じっくり試聴することをお勧めします。

例えて言えば、十分に美味しい野菜を作っている畑の土を良いものに入れ替えた結果、口に入れた時の美味しさは相変わらずだけど、確実に滋養分が増えている、といったところでしょうか。

購入金額ですが、行き付けの店でしたのでちょっと無理を言って安くしてもらいました。eイヤなどの買い取りキャンペーンは別として、こちらは消費税が無いせいもあって通常日本で買うよりは大分安かったです。なにしろ、レシートとインボイスの価格が違っていて、インボイスにあまりに安い価格が載ってるとヤバイので通常価格にしておいた、と店員が笑ってた位w


因みに。。余ったAK100とXD-01は、どこかに売りに出すことも考えましたが、現在はAK100はPS3の音声光コンバータとして、XD-01はPCのUSB DACとして活躍しております。いちいち抜き差ししなくてもいいので楽ちんw

2014年6月7日土曜日

AK120II 開封の儀

いや~、結局買ってしまいました。テヘ。

時間が無いので取り急ぎ開封の儀など。
とは言っても、香港ではこういうのを購入するとその場で箱を開けて中身と、電源を入れて正常動作するかどうかは必ず確認しますので、自宅での開封の儀なんて無いも同然なんですがw

外箱

DualDACの文字 

中箱

取り出してみました。他の写真はいろんなサイトで報告されてますので、そちらをご覧ください(手抜き)


同梱物一式。スタートガイド、予備のプロテクター、USBケーブル、クロコダイル風ケース。



ケースはこんな感じ。ちょっとださいです。あとで何か見つけてお召し替えします。

同時に買った128GBのmSD。高かった。。

起動中。Aのロゴがくるくる。

初画面

サンプルのハイレゾが沢山入ってます。



ざっと当面必要なファイルだけコピーして、現在充電中です。音質、操作性についてはまた改めて。


2014年6月6日金曜日

IE800断線!しかし!

実は愛用のIE800が断線しまして。。その修理を頼もうかと思ったのもあって、ショップに行ったんですが、店のオヤジが言うには、手配してもいいけど自分で送るなり持ち込むなりしたほうが早いよ?とのこと。

会社の近くには郵便局がないので、土曜日に発送するか、めんどくせぇなぁと思いつつ代理店の住所を調べたところ。。。

なんと会社からさほど遠くないところにあるのが判明。

事務所が閉まる寸前(実際には2~3分過ぎてた)に駆け込んで事情を説明すると、わかりました~とお姉さんが心よく引き受けてくれました。

中二週間くらいかかるという話もあって、その間のためにつなぎのイヤフォンを買うかどうか考えていたら、奥からなにやら持ってきて。。

ここのY字部分から先で断線してるので、交換しますね~~と。


もちろん保証の範囲なので無料。おまけに硬化してたケーブルも元の通り柔らかくなりました!ユニットも新品だぜぃ。バーンインが楽しみですお。

ついでにプレゼントと評してなにやらケースも頂きました。しかも2個ww


いや、使わないと思うけどね。。

ともあれ、修理まで何週間かかかるかと思ったら、即日直ったので大変感謝です。

因みに、つなぎで買う場合はあまりお金はかけられませんが、かといっていい加減なモノでは音質でイラつくのは明白。考えていたのは発表されたばかりのKlipschのReference R6でした。

Klipschは以前に使ってましたが、このメーカーのダイナミック型は低価格モデルなれど、そのアコースティックな音は値段以上に感じます。S4以降はX11などBA型のリリースが続いていましたが、久々のダイナミック型なので、実は狙っていたのでした。前述のショップに聞いたところ、既にオーダーは入れてあるので今週末に入るかもしれない、との事でした。明日にでもちょっくら顔出して来ようかと。

2014年6月5日木曜日

AK120II 試聴(訂正あり)

日本では13日からAK120IIの販売が開始されるとの事なので、湾仔にある行きつけのヘッドフォンショップに用事があったついでに、香港での予定価格などを聞こうとして、なにか情報ある?と言ったところ。。

店員「へ?120II?試聴機あるけど。。。聴く?」
俺「あれ?もうあるの?って、売ってるんかい!」
店員「そこに並んでるよ。。」
俺「日本だと発売は来週だってさ」
店員「香港はなんでも早いんだよ(どやぁ)」

てな訳で、短い時間ですが試聴してきました。AK120は殆ど聴いたことがないので、AK100との比較になります。イヤフォンはIE800です。

ハイレゾのクラシックは本体に入っているので、店員に一言断ってから自分のAK100からmSDをAK120II挿入し、その中から普段レファレンスにしている曲を何曲か聴いてみました。

確かにチャンネルセパレーションや音場という意味でははっきりとした違いを感じます。音の粒子の輪郭はくっきりしています。が、うわついたところはなく、重心はしっかり下がっていて、ピアノのベース音の落ち込みやその先のS/N比も非常によく、ノイズの中に沈んでしまうことはありません。全体的に余裕があるというか、AK100が頑張って届いたところをさくっとクリアしてるようです。

AK100は良く言えば繊細な、悪く言えば線の細いところがあり、それが一種の魅力でもあります。ただ、AK120発売以降散々叩かれた低音の弱さというのは確かにあり、それを補うために普段はXD-01を使っています。今の私には、慣れたせいもあるでしょうが、そのXD-01で補われた低音が適度に制動が効いていてちょうど良い感じなのです。

AK120IIではパワーがありすぎるのか、低音がややファットに聴こえます。良く言えば土台がしっかりしている、悪くいえば出過ぎ。バロック音楽など聴くと、低音の太さにチェンバロの細かい音が埋もれそうになります。チェンバロの音が弱い訳ではなく、しっかり鳴っているのですが、相対的に下の音が勝っている感じです。

私は低音がどかどかしている音が嫌いなので、ちょっと違和感がありました。多分慣れてしまえば問題にはならないかと思います。

操作面ではAndroidベースの新UIだそうですが、それでもAK100/120に近い操作を残そうとしているようには感じました。私はタグを使わずフォルダ単位でしか聞きませんが、初画面から該当のフォルダまで降りていくのは直感的にできましたので。

ただ、mSDを入れた度にスキャンが走るようです。AK100では自動ではなく手動でスキャンする事ができたので、差し替える度に待たされることはありません。設定画面をみたところ、それに該当する項目が見つかりませんでした。USB形式のマウント方法がMTPになったそうですが、PCから曲を追加した時にUSBを外した途端にスキャンが走るようだと、ちょっと面倒ですね。mSDはそう頻繁に差し替えるものでは無いので、差し替え時だけならいいのですが。

デザインは悪くはないです。使い始めればポケットまたは鞄の中なので、あまり重視していません。とはいえ、AK240のアレはちょっと。。。と思いますが。AK100と比べるとかなり長くなりました。ワイシャツの胸ポケットには入りますが、ジーンズの前ポケットだと、そのまま座るのは無理そうです。重さもAK100単体と比べると重いですが、アンプの重量を加えると逆に軽くなるかもしれません。

XD-01を使っていて一番困るのはボリュームノブが軽くて、ちょっとした事で動いてしまうこと。AK100では画面ロックするとボリュームもロックされるのでそういう事はなかったのですが。。AK120IIでもその機能は受け継がれているので、XD-01無しで使うなら個人的にはメリットになりそうです。

アンプが必要か、と言われるとちょっとわかりません。AK120IIからは光出力がなくなっているので、XD-01の特徴である光接続ができません

(訂正)
120IIでも光出力はありました。どこかのサイトで見た比較表を鵜呑みにしていました。
申し訳ありません。

ただ、ラインアウトモードがあるので、アンプとの接続は前提になっていると思われます。AK120IIを活かせる、ラインインの良いアンプというのは、私には思いつきません。来週以降、色々なレビューがあると思うので、楽しみにお待ちします。

色々聴いてみたのですが、イヤフォンをIE800にした時ほどの、ぱぁ~~~っと目の前が開けるような驚きはありませんでした。勿論、全方位にわたってAK100を凌駕しているのは確かですが、なんかこう、その進化が線形で、ああこの方向にいけばこういう音になるよね、という感じがして、びっくりするような事がない、というのが正直な感想。

最後に価格ですが、そのショップでの値段はHK$13,800でした。Yahoo外国為替計算によると182,329円。ネットによると標準価格208,000円(税込)が189,000円(税込)、旧機種を下取りに出せばもっと安くなるようです。標準価格だけみると香港の方が安いですが、割引されるとあまりかわりませんね。香港は消費税がないので、それを考慮するとトントンってところでしょうか。

さて。

私はこの誘惑に勝てるでしょうか!待て、来週!(君は財布の涙を見る。。)

2013年12月25日水曜日

Philips Fidelio X1 Gold Limited Model(開封の儀)

以前のエントリーでPhilips Fidelio X1が欲しいなどと書きましたが、とうとう買ってしまいました。

それも50周年記念のLimited Model。Phile-webでの先日のポタフェス記事でも触れてましたが、香港では発売されています。元々X1は前から試聴していて、音楽用のヘッドフォンを買うならX1と決めていました。ゴールドモデルはネットで見たのか実物を見たのか、こんなのがあるんだ、という程度の認識でした。

用事の次いでに湾仔にある行きつけのショップでX1の値段を聞いたところ、通常品か限定版かと言われたので、どう違うのかと聞いたところ、まずケーブルが違う、音質では中域の暖かさと膨らみが違う、と。

その時は時間がなく在庫と値段だけ確認して帰りました。その後、ネットを検索しましたが、どういう訳だか情報が全くない(^_^;) 確かに買ったという情報は散見されますし実物はあるので販売はしているのでしょうけど、Philipsのサイトにもなく、挙句の果てにサポートにチャットで問い合わせたところ、サポートも情報を持ってないと。。。

どういうこっちゃ(^_^;)

まぁ気を取り直して再度ショップに足を運んで、いつもの兄ちゃんに通常版と限定版と何が違うかを再度確認するも、確かな情報はない様子。いずれにせよ試聴しないと話が進まないので、さっそくAK100+XD-01にフェードイン!

音質についてはバーンインが終わった頃に改めて書きますが、X1の音とはかなり違うと感じました。X1はケーブル脱着式なのですが、同じケーブル同じ音源で比べてみたところ、最初の一小節ではっきり違いを感じました。限定版の方が全域にわたって明瞭で、中鬼木の厚みが増しています。ユニットは同じという話ですが、もしかしたらチューニングが違っているかもしれません。あるいは私の思い込みか。。。

そんなこんなで家に帰り、さて、開封。。。

外箱はこんな感じ。

50周年記念

限定版

中を開けると、百式もしくはナイト・オブ・ゴールド。。

取り出してみた。なるほど、ゴールド。


ケーブルはタイガースカラー

ミニプラグとケーブルクリップ。どこまでもゴールド。

認定書とシリアルナンバー。私のは022番です。どこかで聞いたことのある番号かと思ったら、なんだ、田淵かw

耳の部分はベロアで、これが気持ちいいです。

ケーブル長いよ。。

頭の部分。側圧は強くもなく弱くもなく、ちょうどいいです。重さもさほど感じません。

AK100+XD-01と合体。ちょっとカッコワルイ。。

おまけ。限定版についてくるハイレゾ音源だとか。


 空けるとUSBステックが。

持ってみるとずっしり重いです。通常のおまけグッズは精々4GB、頑張っても8GBで、物もプラスチッキーで安っぽく、ロゴだけ立派なものが多いですが、これは容量は16GBあり、作りもホンマにいいものです(マ・クベか)


以上、開封の儀をお届けしました。音質についてはいずれ書きます。


2013年12月17日火曜日

PCオーディオ

昔、個人のHP作成が始まったころ、そういったアーリーアダプターはPCリテラシーが比較的高かったせいか、自己紹介のページにPC環境が記載されている事が多かったです。かくいう私もそういうページを作っていました。他には車とかバイクの紹介とかもありましたね。

日本にいる時は真空管アンプなどそれなりにオーディオにお金をかけていましたが、香港に移住してからは部屋が狭いことや引っ越しが頻繁にあることから、本格的なオーディオ機器は購入できず、PCで音楽を聴く環境を作ってきました。PCオーディオなんて言葉も無かった頃です。

余談ですが香港はご存知の通り家賃がバカ高く、広くて防音の良い部屋を借りようと思うとべらぼーな額(私の予算的に)になりますので、どうしてもちんまりしたシステムになります。


以下、昔を思い出しつつ簡単にPCとオーディオ関連の構成を記します。


PC本体
 一般的な自作PCです。いまだにC2Dですが、重い動画の変換などをしなければ性能に問題がありません。とはいえ、そろそろファンがヘタって音がうるさくなったりUSBポートの接触不良など細かな不具合が出てきたので、そろそろ替え時かも。なにしろ6年近く、24時間運転で使ってますので。


NAS
 日本を出る時に主だったCDをFlacに変換してCD自体は売っぱらってきたので、この音源ファイルだけは死守しなければなりません。過去にHDDの問題を経験したこともあり、5年位前にNASを購入しました。当時はQNAPを使い1TB*2のRAID1でしたが、これまたファンの調子が悪く時々HDDの温度が50度を超えるようになり、また音もうるさくなったので、今年の夏にSynologyを購入しHDDも3TB*2のRAID1にしました。HDDはWD赤が高かったので東芝製(中身は日立らしいですが)。NASにしたおかげでファイル自体がどうにかなるという事態にはなっていません。このNAS上のフォルダをPCにネットワークマウントしてfoobarで再生しています。動画はDLNA経由でPS3で再生。


ネットワーク、USB
 この辺は音質重視のものが少ない、あっても価格が半端じゃないので、普通のルータと安USBハブに安ケーブルです。余裕があればこの辺もなんとかしたいのですが。。。ルータおよびネットワークスイッチはギガビット対応で、PC、PS3とも1GB接続です。タブレットで動画や音楽を再生する場合はWi-Fi接続してDLNA経由です。


USB音源、スピーカ
 日本にいる時からPC本体のサウンド機能はオミットしてUSB音源を使っていました。それらは友人に譲ってきたので、香港に来た時にM-AudioのUSB音源とスピーカを購入。これらは元々はDTMまたはスタジオ録音用の機材で、ASIOをサポートしていました。
 その後スピーカがイカレタのでBoseのCompanion2をMixi経由で市価の半額で譲って頂きました。その後USB音源にもホワイトノイズが乗るようになり、折しも引っ越しの時にかBoseも片方から音がでなくなったので(元々Boseの音は好みではありませんでしたし)、AK100をUSB DACとし、ヘッドホンを使うことにしました。ヘッドホンはゼンハイザーのHD449とオーテクのATH-ANC9を持っています。オーテクは旅行で飛行機に乗る時のために買ったのですが、ノイズキャンセリングが思いの外自宅でも効果があるので、専らこちらを使用しています。PS3で動画再生する場合もAK100を光ケーブルでPS3に接続しています。


再生ソフト
 PCで音楽再生時にはWASAPI対応させたfoobar2000を使っています。ネットワークマウントしたNAS上のファイルですが、遅延などの問題は出ていません。foobar2000は携帯で操作できるクライアントソフトがあり、ベッドで寝転んで聴いている時などは地味に便利です。JRiverも試しましたが、タグよりフォルダ単位で再生したいのでfoobarの方が私には合ってます。Autolyricで歌詞表示するとカラオケの練習もできますw このソフトは中国製なのかC-POPの歌詞が豊富で、しかも簡体字繁体字をワンタッチで切り替えられるという便利機能付き。誰得?と思ったけど俺得でしたw

画面構成も若干カスタマイズしました。



リッピングソフト
 以前はEACでリッピングした後Mp3tagでタグは手打ちしていました。なぜかというと、最近は主にC-POPを中心に聴いているのですが、EACで使用しているFreeDBには殆ど情報が無かったためです。
 もっといいCDDB、できればGracenoteが使えるソフトは無いかと探したところ、SONYのMedia Goを見つけて試してみました。かなりマニアックなCDのトラック情報やアルバムアートを取得できるので便利です。中国語テキストのCD情報まであるのには驚きました。変換もそこそこ速く、今はこちらを使っています。
(iTunesもCDDBはGracenoteですが、iTunesは嫌いなので使いませんw)

バックアップ
 RAIDとはいえバックアップは必要です。RAIDはMTBF(平均故障間隔)やMTTR(平均修理時間)を改善するためのもので、データの保全を保証するものではありません。
 とはいえ、3TB(PC内蔵も含めればそれ以上)のバックアップは個人レベルでは価格面で難しく、クラウドストレージも検討しましたが音楽ファイルだけでも200GB近くありますので、容量と転送速度から断念。
 結局、AK100に64GBのmSDを2枚挿しして本体内蔵32GBと併せて160GBとし、ここに詰め込めるだけ詰め込んで暫定的なバックアップとしています。音楽ファイルはCDからのリッピングとネットで購入したハイレゾと併せてどこまで増えるかわからないので160GBでも全然足りず、必要なものを随時入れ替えています。実際、ある程度空きがないとAK100が動作不安定になる可能性があるので、フルに使う訳にもいきませんし。複数のmSDを持ち歩くことも可能ですが、外で入れ替える時に絶対落としますw
 その他、緊急避難措置としてGoogle Musicにもアップロードしています。これはまだベータ版で招待制だった頃に裏ワザを使ってアカウントを作成しました。今のところ容量無制限で無料。音質はストリーミング再生用に変換されますので劣化しますし、S-JISのタグが文字化けしたりしますが、ジムでトレーニング中に携帯で聴いたりするには便利です。使用開始した際、5000曲アップロードするに4日位かかりましたw
 Google Driveが容量の割には安いので、必要があればこちらを追加購入してもよいかなとは思っています。他の大容量を謳う新興クラウドストレージはいつまで続くか不安ですし。


今週末に引っ越しますので、部屋の環境は若干改善される見込みです。ただ、予算には限りがあるので、どれだけオーディオに振り向けられるか。。。欲しいものは無限にありますしね。

浜の真砂は尽きるとも世に物欲のネタは尽きまじ。


2013年12月2日月曜日

香港引っ越し日記(1)



香港では引っ越しが頻繁にあります。私も在港6年強の中で3回引っ越ししました。来港直後にアパートが決まるまでの2週間ほどいたホテルからの引っ越しを含めると4回。

香港の賃貸契約は通常1年目Fix、2年目Optionと言われていて、1年以内に退去する場合は言い出したほうがペナルティを払います。2年目以降は1ヶ月前告知でペナルティ無しで可能。勿論住民が別の良い部屋安い部屋が見つかったなどで引っ越す場合もありますが、大家の都合で追い出されるケースも多々あります。香港では不動産は投機対象なので、値上がりしそうな部屋を購入し、家賃をローンより高めに設定して賃貸に出し、値段が上がったところで売りに出すことがままあります。その場合、大家が変わった時に家賃が上がることがあり、1か月後に家賃を上げるけど嫌なら出て行け(意訳)というお手紙が突然届きます。ヘタすると2年目に入った途端にそうなることも。


私は2年ほど通常の賃貸契約のアパートにいましたが、それ以外はサービスアパート契約の部屋にいました。これは本来は短期契約者向けのもので、1ヶ月毎の更新、光熱費・インターネット・週一のメイドサービスが家賃に混みになっていて、大変便利です。メイドはゴミ捨て、簡単な掃除、ベッドのリネン交換などをしてくれます。

2009年にTSTに引っ越した時はビルはボロながら安い家賃のサービスアパートが見つかったのでそこにいましたが、今年7月末に突然大家からのメールが。

その部屋は大雨や台風の時は壁から水漏れが発生し、周囲のモルタルがでろでろに溶けます。いつぞやは帰宅したら枕からマットレスまでびしょ濡れで、交換させたほど。毎年クレームをあげていたのですが、そのメールが言うには

「水漏れの件、ようやくビル管理が修理に応じた。外壁の工事と同時に内装もやり直すので『10日以内に』退去すべし」

目が点になって5回位メールを読みなおしたのを覚えています。

それからはバタバタで引越し先を探します。が、TSTから離れるのであれば、目星を付けた部屋を見て、周囲の環境、交通の便などを確認しなければなりませんが、残り10日でそんなことは無理。早々に大家に「責任を持って次の部屋を紹介すること。デポジット、引っ越し代はそっち持ち」という条件を突きつけつました。なにしろどう考えても無茶な話なので、いくらでも強気になれますw

結局、その大家(会社)が持つ別の物件が徒歩数分の距離にあり、部屋は狭くなり家賃も上がるものの、契約形態はサービスアパートのままで光熱費、ネット、メイドサービスは従来通りという条件で決めました。なにしろ急な話で時間もなければ準備もできてなかったので選択肢がありませんでした。

引っ越し先の部屋を見に行ったところ、とにかく狭い。収納スペースが無い。まぁ香港では家賃3万ドルを超える部屋でもクローゼット以外の押入れのようなスペースは無いのが通常ですが、それまでの部屋は本棚付き机がある部屋を選んだので、それなりにモノを置くスペースがありました。

なので、断捨離開始。

持ってた紙の本や資料は殆ど捨てました。どうせ紙の本は今は読みません(老眼(ToT)&タブレット使用のため)。DVDやCDも買ったまま観てないのはよほどのものを残してバサバサ捨てました。売れそうなものは残してあるので、そのうち信和中心に持っていきます。衣服も、まだ着れるけど古くなったもの、サイズが合わないものは全部捨てました。洋服に関する興味が低いのでそんなに無いと思ってましたが、北京旅行の準備で冬物を買ったため、捨てたつもりでも意外に残りが多かった。。。PS3やNASなどPC周辺機器、精密機器の箱は、引っ越したあとで捨てました。空き箱は結構取っておくタイプでしたが、無理。知らない間に溜まった用途不明の電源ケーブルやUSBケーブルも廃棄廃棄。勢い余って必要なケーブルが引越し後に見つからなかったのはお約束w

という訳で、大分身軽になったと思いましたが、それでも入りきれない荷物が。。。一部は同じビルに管理会社保有の別の部屋(当時倉庫代わりに使っていた)に置かせてもらいました。先日帰宅したら予告無く部屋に放り込まれてましたw

そんなこんなでようやく7月末から8月にかけて引っ越しが完了しました。狭いのは最初にわかってましたが、入居してから困ったことがいくつか。そのうち最大のものは臭いです。元々部屋に染み付いた臭いがあり、引っ越した翌日に空気清浄機を買いましたが、24時間運転しても匂いが取れません。更に、換気扇をつけると時間帯によって周囲の部屋から煮炊きの臭いが逆流してきます。最初は換気扇のファンの向きを間違えてるのではと思いましたが、ちゃんと排気してます。それでも入ってくるこの臭いは。。。部屋自体の臭いに加え、外からくる魚を焼いているような臭いには参りました。せっかく修理させた換気扇ですが、つけっぱなしにして夜帰宅すると、ドアを開けた瞬間にうううっ。。。!と。換気扇を止めておくと臭いはマシになりましたが、その代わりにドアを開けるとこもった空気が襲ってきます。

元々吟味して入った部屋ではなく、緊急避難みたいなものでしたので、来年の早いうちに引っ越ししたいなーと思い、Webなどでいろんな地域の部屋を見始めたところ。。。

<< to be continued....>

次回予告

突然の告知でピンチに陥った俺。代替策を探すも思うように進まない。刻々と迫るタイムリミット。さぁて、次回もサービスサービスぅ。