2012年8月12日日曜日

転職と新しい職場

mixiではある程度詳しいことを書いたが、改めて。。

7月に転職をした。香港の某日系企業から別の日系企業へ。ちょうど今日で1ヶ月めだ。前の会社も良い会社だったと思う。が、転職に応じたということは、全てにおいて120%満足していた訳ではない。新しいほうが何もかも条件が良かったことは確かだが。

今の所、転職してよかったと思う。その辺をもう少し詳しく書いておきたい。


まず、転職活動について。
これは香港にいて本当によかったと思う。転職の数も、年齢も、面相もw、まったくハンディにならなかった。特に年齢。日本では大卒でさえ仕事の無い状況で、それは香港の新卒も同じように苦しい状況な訳だけど、今のこの俺の年齢であっさり転職が決まるのは日本では考えられないだろう。しかも前職より良い待遇で。

日本で苦しんでいる人は、海外に出てみろと言いたい。もちろん、個々人の事情は様々だし、現地人を押しのけるだけの理由は必要。日本で通用しない人間が海外で何ができるという言い方もあるけど、こまけぇ事はどうでもいいんだよ(AA略)。リスクのとり方は本人次第だからね。仮に海外就職に失敗したって、それをプラスにもマイナスにもできるし、就職して数年で帰ったとしても同じこと。

香港人の新卒については、彼らは香港がダメなら他の国(シンガポールとかカナダとかアメリカとか、もちろん中国も)に行けばいいと思っているのではないだろうか。自分で自分の可能性を狭めないという事はあると思う。


仕事の内容について。
業種こそ違え、IT部門のマネージャというのは、字面上は変わらない。が、内容は大きく違う。というか変えようとしている。

ITといっても社内インフラは別の専門チームがあるので、完全に業務システムのサポートなんだが、正確に言えば今の仕事は「業務システムのサポートチームのサポート」だと思っている。

なので、今やろうとしているのは、チームメンバーの動機付けの強化。スケジュールとかコスト管理というのもあるが、これは後で書く(かもしれない)。

何か言ってきたら、脊髄反射であれこれ言わずに、まず何を目的にしているのか、何か背景があるのかを良く考える。分からなければ本人から聞く。なければストーリーを考えさせる。

何のためにやるのか。何を解決(改善)したいのか。それで誰がハッピーになるのか。コストは。スケジュールは。

日常の業務サポートももちろんだけど、ボスからは「仕事のやり方をイチから教えてあげてください」と言われている。そのボスも香港に来てから間もないので、彼らの今までの上司がどういうやり方だったかよくわかってないし、俺もしらない。が、スケジュールやコストについて「大変おおらか」であったことは確かなようで。

断っておくが、俺だってそんなに出来た管理者ではない。他人に厳しく自分に甘く、が俺のモットーだ(最低)。今はそんなに忙しくないので、考える時間はたっぷりある。メールを読んでその背景を想像したり、今の次とその次位の仕事までのステップを考えたりする中で、チームのために何ができるかに思いを馳せる時間がある。

その中で、以前は上から言われるまで(言われても)分からなかった事が少しづつ見えてきた。教えるということは学ぶことなんだと痛感する。

待遇やオフィス環境が改善されたのも嬉しいけど、こういう事がわかってきたのが嬉しいね。いつまでそんな余裕があるかわからないけど。
(ボスはもう1チーム渡したくて、うずうずしている様子。。。)


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